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フクロウ手拭(注染)第一弾 Ural owl in the snow [手拭]

梟吹雪 (Medium).jpg
梟吹雪 (ふくろうふぶき)
¥1500 2014年

販売はこちら

The model is resident in Osaka, Takatsuki-city; Ms. Shozaburoh Akutagawa.
She was injured, so she can't return wild life...
Is it the image of the S. ulalensis Japonica than the S. uralensis hondoensis ?
Snow matches the Ural owl very well.











日本バードレスキュー協会に依頼されて「野鳥救護」落款(左上)とともに制作.

モデルは大阪府高槻市在住の傷病鳥,芥川翔三朗さん
体の右半分に障害のある個体で,この図案もそれを表している.姓名判断までして立派な名前を戴いているのだが,最初は性別がわからなかったのだそう.ある時野生個体と鳴き交わすのを録音してフクロウ研究者に聴いてもらったところ,
「こりゃー♀ですね」 「・・・.」 ありゃりゃりゃ.

右翼の無い翔三朗さんの,翼のあるはずの辺りが
ふうわりなびいていたのが印象的で,桜の季節なのにとても寒かった.
それがそのままこの図案になったのだ.
春・夏・秋を既に制作済だったので,今度は冬でと思った.
Ural owlに,雪はよくにあう.
(一寸エゾフクロウ風だけど)
染める色を変えるだけで,花吹雪にもなる!

梟の顔がなかなか決まらず,結構大変だった.
尾の模様も難しかった.
大枚はたいて京都市動物園へ行くも,尾羽の抜けたキチャナイ奴か,又は
大きなケージの奥の上の横枝にみなとまっていて尾羽なんか見えないのだ.
仕方がないので,近くにある府立図書館へ行き,参考図書係の司書に
「Ural Owlの尾羽裏側の写真が載っている本が見たい」
などというムチャな注文 腕のなるお仕事を依頼.
しかしながら,やっぱり杭や太い横枝にとまった写真で
尾羽のよく見えるやつなんか無い!・・・

実物大になるように作ったので,フクロウの大きさを実感してみてほしい.
案外小さいのである.
初めて観に行って図案を考え,これくらいだった筈,と下絵を作り,
それを持ってもう一度確認しに観に行ったら,誤差範囲外の巨大な個体になっていた!



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